この事件は、医師の関根進被告(49)が2016年5月、都内の病院で女性患者の胸の手術を行ったあと、胸を舐めるなどのわいせつな行為をしたとして、準強制わいせつの罪に問われたもので、関根被告は一貫して無罪を主張しています。
裁判では、1審の東京地裁が関根被告を無罪としましたが、2審の東京高裁は懲役2年の有罪として判断が分かれ、最高裁が「審理が尽くされていない」として、東京高裁に審理をやり直すよう命じていました。
東京高裁でのやり直しの裁判は去年9月に始まり、今月12日の判決で、東京高裁は、女性の胸から関根被告と同じDNA型が検出されたことについて「被告が舐めたことにより大量の唾液が付着したと断定できる根拠は認めがたい」として、無罪を言い渡していました。
東京高検は先ほど、最高裁への上告を断念したと明らかにしました。これにより、関根被告の無罪が確定することになります。
東京高検の伊藤栄二次席検事は「判決内容を精査したが、適法な上告理由が見いだせなかったことから、上告はしないことにした」とコメントしました。
TBS NEWS DIG
2025年3月25日(火) 14:10
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1810227?display=1
引用元: ・東京高検が最高裁への上告を断念 “手術後わいせつ事件”のやり直し裁判で東京高裁が男性医師の無罪判決確定へ [香味焙煎★]
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