〝本場の戦い〟を繰り広げ、日本中が熱狂。グラウンド外でも築地市場、東京スカイツリー、浅草寺、ディズニーランドなど東京近郊の観光スポットを訪れ、
多くの話題を振りまいた。
そうした中、ドジャースのジェームズ・アウトマン外野手(27)は悲喜こもごもの境遇を味わったと言えるのかもしれない。カブスとの開幕2連戦で連勝後、
日付が変わった日本時間の20日深夜にチームはマット・サウアー投手(26)、ランドン・ナック投手(27)、そしてアウトマンの東京遠征メンバー3人の
3Aオクラホマシティ降格を発表。チャーター便で帰国する直前の発表となっただけに、アウトマンら3人の胸中は察するに余りある。
メジャー昇格3年目の昨季は不振に陥り、今回の東京遠征を今季復活の足がかりとしたいところだったが、開幕2試合では出番なし。確かにアピール材料が
不足気味だった感は否めない。それでもアウトマンにとって東京遠征は、さまざまな意味において「有益」だったようだ。他の面々とは少し異なるアプローチで
日本を堪能していたからだ。
昨年8月に第1子が誕生したばかりのアウトマンは東京遠征での家族同行を諦め、単身での来日を決断。「家族は恋しいけど、1人だから少し動きやすい」と
日本の文化や歴史にじっくりと向き合う旅を満喫していた。
初日に向かったのは、東京都心にひっそりとたたずむ浜離宮庭園。アウトマンは「朝早く行ったから、とても静かで落ち着いた雰囲気だったよ」。
目の前に広がる緑と池、歴史の香りが漂う空間に身を置きながら「ここで将軍が鷹を使ってカモ猟をしていたと知って、興味深かった。当時にタイムスリップしたら、
どんな感じだったんだろうって想像しながら歩いていたよ」と歴史に思いを馳せた。
「その後、築地市場に行ったんだけど、朝食の直後でおなかがすいてなくて。何も食べずただ歩き回ったけど、人が本当に多くて歩くのが大変だった。
そのまま銀座まで足を伸ばして6マイル(約9・6キロ)は歩いたよ。気ままに歩くのが好きなんだ。スマホがあれば迷うこともないしね」
まるで都会の探検家のように東京の街をかっ歩していたアウトマン。数日の滞在の中で一番印象に残った場所として迷いなく挙げたのは「ヤスクニジンジャ
(靖国神社)」だった。
「とてもクールな場所だったけど、同時にすごく重みがある場所でもあった。環境自体がおごそかで、遊就館の展示も印象的だった。日本のために亡くなった
人々への尊敬の念が今でも強く残っていることを知ることができて、とても興味深かったね」と述べ、その歴史と文化の深さに感銘を受けた様子だった。
東京散策の途中でファンからも時折声をかけられたが、少しも嫌な顔をせず写真を撮ったり、サインを書いたりしていた。「本当に素晴らしい経験をさせてもらった。
また早く戻ってきたい」とアウトマンもさわやかな笑顔を見せながら東京遠征を振り返っていた。
まだ27歳。マイナーに降格しても、東洋の島国で得た貴重なインスピレーションを糧に再びメジャーの世界へ舞い戻ってくるはずだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ac907b1419577353960108e23aefcc7f44f0a21
引用元: ・【MLB】帰国直前でマイナー降格 天国と地獄を味わったドジャース・アウトマンが語った「ヤスクニジンジャ(靖国神社)」 [THE FURYφ★]
打て無いから、自動アウトマンて呼ばれてる。守備は上手いけど
右左中鮮米関係なく見とくもんだわ
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