歩くことはいつでも気安く取り組める簡単な健康法の1つだ。
だが、数歩だけでも後ろ向きに歩くことでより高い効果が期待できるという。
「レトロウオーキング」とも呼ばれる後ろ歩き。
この普段あまりやらない動きは、バランス感覚を向上させ、使われていない筋肉を鍛え、認知機能さえ高めてくれると注目を集めている。
後ろ歩きは何も最新の運動法というわけではない。
中国では何世紀も昔から伝統的な運動の一部であったことが記録に残っている。
その後、スポーツ選手や指導者たちがパフォーマンス向上のために後ろ歩きを取り入れるようになった。
今、このちょっとした動きの変化がどれだけ効果の高いものであるか、研究者によって明らかになりつつある。
後ろ歩きで認められる、さまざまな効果
普通に前を向いて歩くとき、主に足首を使う。
一方、後ろ歩きで使うのは腰回りや膝。
この小さな違いが通常の歩行とは別の筋肉群を動かし、筋力と可動性を高めてくれる。
「トレッドミルで後ろ歩きする一番の効果は、体にかける機械的な負荷が変わることで、脳と体のバランスシステムが刺激されることだと思います」と、米コロラド州ボルダーの整形外科医であるニコル・ハース氏は言う。
「トレッドミルで後ろ歩きをすると歩行パターンが変化するので、筋肉や腱、筋膜、関節の使い方や負荷も違ってくるのです」
米ネバダ大学ラスベガス校の運動機能学と栄養学の教授であるジャネット・デュフェク氏は、20年以上にわたり、後ろ歩きについて研究してきた。
その結果、後ろ向きに歩くことで腰とハムストリング(太ももの裏にあたる筋肉群)の柔軟性が高まり、腰痛が軽減し、バランス感覚が向上することが分かった。
それこそが理学療法やリハビリプログラムに後ろ歩きがしばしば組み入れられる主な理由だ。
後ろ歩きの効果は柔軟性の向上にとどまらない。
米国スポーツ医学会の発表によると、後ろ歩きは早歩きした場合と比べて1分当たりの消費カロリーが40%も多い。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/3f777a805f3b9598976d43d8eb280d7391b43fed
引用元: ・【健康】消費カロリー40%増、後ろ歩きは早歩きよりも健康に良い 腰痛に効くうえ記憶力もアップ
健康とか言う前に安全性を考えろ
だからこれも中国でブーム→アメリカなどでブームになってようやく日本でもアメリカで大人気でテレビが取り上げる図式w
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