このように人生初期(0~3歳頃)の記憶が抜け落ちている現象を「幼児期健忘(infantile amnesia)」といいます。
ただ、最近の研究では人間の自意識は4カ月頃から発達すると報告されており、ほとんどの人が2~3歳以前の記憶を思い出せない理由はよく分かっていませんでした。
この疑問に対して、アイルランド・ダブリン大学トリニティ・カレッジ(TCD)の研究チームは、私たちが人生初期の記憶を喪失しているわけではなく、アクセスできない状態になっているだけである可能性を示唆する研究結果を報告しています。
さらに驚くべきことに、幼年期の記憶にフタがされるかされないかは、妊娠中の母親の免疫反応に大きな要因があったといいます。
引用元: ・【研究】「あなたの一番古い記憶は?」人は覚えていても2歳以前の記憶にアクセスできなくなっている
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