今も中国人ガールズバーは健在だが、最近、西成では中国系の民泊が急増しているという。在阪ライターの話。
「西成は近年、外国人観光客の宿泊拠点としても人気があり、中国系民泊が増えているのは万博に向けて需要が増えているという側面もあります。しかし急増の理由としてもう一つ、民泊経営と移住がリンクしている実態があります」
インバウンド客の増加を狙う国の政策で、大阪府・市は民泊営業の条件を緩和する特区民泊が認められている。民泊施設の運営で移住を希望する中国人は、経営管理ビザを取得。このビザは資本金500万円以上の法人経営、事業を行うための事務所が日本にあるなどの条件を満たせば取得でき、最長5年居住、更新も可能。そのため、民泊経営を手段に移住する中国人が増えているというのだ。
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