「テスト走行中追突された自動運転バス」 2027年度までに “運転手なし”『レベル4』目指す　熊本

熊本市では運転手不足を解消するため、自動運転バスの導入を目指しています。

5段階の自動運転のうち、現在は運転手が同乗するものの基本的には運転操作をしない「レベル2」での実証実験を行っていて、今月から一般利用を始める予定です。

こうした中、きょう（3月12日）の市議会で自動運転レベルの引き上げについて聞かれた市は。

熊本市交通企画課　大川望課長「レベル4を狙っていくことは必要と思っています。2027年度をめどに狙っていきたい」

このように述べ、2027年度までに運転手が同乗せず、遠隔で運転操作をする「レベル4」を目指す方針を明らかにしました。

一方、自動運転バスを巡っては2025年1月、テスト走行中に路線バスに追突される事故が発生しました。

事故の過失について市は「過失は100パーセント路線バス側にある」と説明したうえで、

自動運転バスには一般的な運転と違い、特有の動きがあるため、その特徴についても周知する必要があるとしました。

熊本市都市建設局 秋山義典 局長「歩行者が横断歩道に足をかける動きがあるとかなり敏感に反応する側面がある」

自動運転バスは3月21日から1日6便で一般運行を始める予定です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d1da612e96f9cdd838f24375b916172712520b45