これまで、赤身肉は2型糖尿病、大腸がん、心臓病との関連が指摘されてきたが、最近の研究では認知症とも関連していることが明らかになった。
科学の見解は、以下の通り。
イギリス版ウィメンズヘルスから詳しく見ていこう。
※この記事はイギリス版ウィメンズヘルスの翻訳をもとに、日本版ウィメンズヘルスが編集して掲載しています。
アメリカの研究内容
『Neurology』誌に掲載されたこの研究は、アメリカで大規模に実施され、赤身肉の摂取と認知機能の転帰との関連を調査したもの。
研究者たちは、医療従事者13万3,000人以上を40年以上にわたって追跡調査したところ、研究開始時には認知症を患う被験者はいなかったが、研究終了時には1万1,000人以上が認知症を発症していた。
彼らの食生活を調査した結果、赤身肉の摂取と認知機能の低下に強い関連性があることを発見している。
研究結果とリスク対策は?
この研究では、ベーコンやソーセージ、サラミなどの赤身の加工肉を摂取すると、認知症の発症リスクが16%上昇することが明らかになった。
週に2回食べるだけでも、加工肉をほとんど食べない人と比べて、発症リスクが14%高くなるという。
一方で、赤身肉をナッツ、豆腐、豆類などの植物性タンパク質に置き換えると、認知症の発症リスクが19%低下することもわかっている。
さらに、赤身肉や加工肉の摂取を控えることで、がんや心疾患による死亡リスクも減少することが判明。
研究者たちは、これらの摂取を1日42g(約半人前)未満に抑えていれば、10人に1人の割合で死亡を防げていた可能性があると推定している。
結論「赤身肉や加工肉の摂取は1日70gまでにとどめるべき」
赤身肉や加工肉の摂取を控えることで、長期的な健康に大きな影響を与える可能性があるということ。
実際、赤身肉に含まれる飽和脂肪やコレステロール、塩分が心疾患や糖尿病、炎症を引き起こし、これらがアルツハイマー病や認知症のリスクと密接に関連していることが示されている。
ただし、鉄分やビタミンB12の供給源というメリットもあるため、完全に断つ必要はない。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/ca24c7ed1a31022c1cb0cd1272860d7e976d8104
引用元: ・【ベーコンやサラミ好きは要注意】赤身の加工肉は心臓だけでなく脳にも悪影響と米研究で判明「認知症の発症リスクが16%高まります」
今は断って改善された
おまいらも気をつけるよう
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