イタリア料理店で15人が食中毒 トイレのドアノブからノロウイルス陽性反応 熊本・水俣市
2025年3月5日(水) 13:56 RKK熊本放送
引用元: ・イタリア料理を食べた15人、ブリュレ。水俣 [896590257]
熊本県水俣市のイタリア料理店で食事をした15人が下痢や嘔吐などの症状を訴え、県はノロウイルスによる食中毒として営業停止処分を行いました。
食中毒が発生し、3月4日と5日の2日間営業停止処分となったのは、水俣市浜町のイタリア料理店「ブラッスリーハル」です。
県によりますと、2月25日の午後7時ごろに食事をした2グループ18人のうち15人が嘔吐や下痢・発熱などを訴え、このうち8人が医療機関で受診しました。
これまでに検査を終えた7人の検体からノロウイルスが検出されたということです。
入院した人はおらず、全員が快方に向かっています。
県は、飲食店の調理人2人の検体からもノロウイルスが検出されたことに加え、店のトイレのドアノブで陽性反応が確認されたことから、調理する際の手洗いが不十分だった可能性があるとみています。
熊本県内では、山鹿・菊池・有明地域で2月17日から23日にかけて、ノロウイルスを含む感染性胃腸炎の発生状況が警報レベルを超えているため、県は改めて手洗いの徹底や食材の加熱を呼びかけています。
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