私の周りだけで巻き起こった異常気象かと思いきや、
どうやら全国的に風向きが変わってきているらしい。
2021年の国の調査(出生動向基本調査)によると、
結婚相手に求める条件として相手の「容姿」を「重視する」もしくは「考慮する」と答えた女性は過去最高の81.3%を記録した。
引用元: ・「女性の8割が重視している」 1周まわっていま起きている「とある現象」
この結果だけ見ると「結局イケメンが好きなのか。どうせ相手にされないぞ」と叩かれても文句は言えない。
だが我々は、決してルッキズム(外見至上主義)に万歳しているわけではない。
背景として女性の賃金基準と自立志向の上昇や、カタログ的に異性をジャッジできるマッチングアプリの浸透など色々な理由が考えられるけれど、
つまるところ私は「色々なことに目をつぶれる」からだと考えている。
この人なら、と思って付き合ってみると意外な一面があらわになったりする。
何でも不確かな時代だからこそ
、ファーストインプレッションの入り口となる「ビジュ」が重視されるのではないだろうか。もちろん年齢を重ねると見た目は変化するが、人相や顔つき、その人自身の雰囲気は三十路を過ぎるとそうそう変わるものではない。
そんな悲しい前提に気づいた我々が「合わないところがあっても目をつぶれる人」を探して行き着いた結論が「一周回ってビジュ」なのだろう。
今後はもしかすると、二周回って声、三周回って体臭、になるかもしれない。
だが何周回ったとしても、片目もしくは両目をつぶり合える相手がいいなと思う。
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