https://www.asahi.com/articles/AST2X2GCXT2XUCVL022M.html
音楽教室での楽曲演奏について徴収する著作権料をめぐり、日本音楽著作権協会(JASRAC)は28日、「生徒1人あたり年間750円」「中学生以下は1人あたり100円」などとすることで事業者らの団体と合意し、本格的に徴収を始めると発表した。「個人で経営する教室については適用対象外」としている。
著作権料の徴収については、JASRACが2017年2月に方針を表明。音楽教室側は「練習や指導のための演奏に著作権は及ばない」などと反発し、大手を含む事業者らが同年6月、JASRACに徴収する権利がないことの確認を求めて訴訟を起こした。
その後、裁判は22年に終結。生徒の演奏については著作権料を支払う必要がないとの判断が示されたことを受け、JASRACは、裁判の原告も含む事業者らの団体「音楽教育を守る会」と料金などの協議を始めた。
この日は両者が共同記者会見を開催。JASRACは、年間契約を結んだ教室からは生徒1人あたり750円(中学生以下は100円)を徴収するという、4月から適用する新たな規定を発表した。
JASRACの伊沢一雅理事長は「長い経緯をたどったが、多くの話し合いのなかで、最終的にこういうご報告ができたことをうれしく思う」と話した。
「音楽教育を守る会」の大池真人会長は、「交渉は長らく停滞したが、子どもの音楽教育の重要性については共有できた。(支払いが)ゼロにはならないが『子どもは100円』という額は十分納得できる」とした。
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引用元: ・JASRAC、大人の生徒1人あたり年750円徴収 音楽教室と合意 [七波羅探題★]
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