2025年02月28日 07時22分 公開
[ITmedia]
米Amazon傘下のAmazon Web Services(AWS)は2月27日(現地時間)、新しい量子コンピューティングチップ「Ocelot」(オセロット)を発表した。エラー訂正のコストを、従来の表面符号を用いた量子エラー訂正と比較して最大90%削減できるとしている。
Ocelotは、カリフォルニア工科大学のAWS量子コンピューティングセンターの研究チームが開発した。従来型のコンピュータでは解決できない商業的・科学的に重要な問題を解決できる、耐故障性量子コンピュータ構築に向けた重要な一歩となるとしている。
Ocelotでは、重ね合わせ状態を利用することで、特定のエラーを抑制する効果のある「ネコ量子ビット(cat qubit)」を採用した。エラー訂正を最初から組み込み、特定の形式のエラーを抑制し、量子エラー訂正に必要なリソースを削減する。ちなみにOcelotというのは中南米に生息する野生のネコ科動物の名称だ。
Ocelotの大きな特徴として、
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2502/28/news152.html
引用元: ・Amazon、新量子チップ「Ocelot」発表 「ネコ量子ビット」でエラーに対処
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