https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/bb28170406e01aac02563f7fa9880508dea8ad8c
引用元: ・最高裁判決文「人轢いた車カスは理論上止まれる最短距離で停止し50m10秒で駆けつけ救護すべき」 [866556825]
2015年3月、長野県佐久市で和田樹生(みきお)さん(当時15)が、横断歩道で乗用車にはねられ死亡した交通事件。最高裁は2025年2月7日、救護義務違反を無罪とした東京高裁の判決を破棄し、池田忠正被告(52)に懲役6月の逆転有罪を下しました。
居酒屋で酒を飲んだにもかかわらずハンドルを握り、速度超過で横断歩道を横断していた樹生さんに衝突。その直後、酒の臭いを消すためにコンビニへ行き、口臭防止タブレットを購入して口に……、『加害者の一連の行為が、なぜ「ひき逃げ(救護義務違反)」に問われないのか』と訴え続けてきた遺族の思いがようやく届いたのです。
●22:07:21
事故発生
●22:07:31
衝突地点から99.5メートル先に進んだ地点で被告が車を止める(車のフロントガラスは大きく破損)
●22:07:35
被告が車から降り、南側の歩道を歩きながら現場交差点方向へ移動。ガラス片や靴の散乱に異常を感じ車を停止させていた2人の女性に「人をひいちゃったみたいなんですけど……」と話す
驚いた女性たちは「救急車を呼びましたか!」と大声で尋ねる
●22:11:52
被告が再び自車に戻り、ハザードを点灯
●22:12:02
被告がセブンイレブン方向に向かう途中、一緒に飲んでいた仲間から着信あり。「人をはねちゃった、どうしよう、やばいやばい」と通話
●22:12:16
被告が近くのコンビニへ入店。「逃げられる」と思った2人の女性が追跡し、車のナンバーを控え、コンビニ駐車場で被告の動向を見張る
●22:13:04
被告がブレスケアを購入後、コンビニから退店
●22:14:00
第三者の通行人が北側歩道に倒れている樹生さんを偶然発見。泥酔者が寝ているのだと勘違いし110番通報。このとき周囲に被告の姿はなし。
●22:16:14
被告と連絡を取り、駆け付けた仲間がコンビニに到着。仲間たちは迷うことなく樹生さんのもとへ
●22:17:00
被告の仲間が119番通報。このとき、樹生さんのそばに被告の姿あり
*被告は気道の確保をせずに人工呼吸を複数回おこなったと供述しているが、110番通報した目撃者によれば、吐き気を催し、1度で断念したという。
●22:18:00頃
父親の善光さんが樹生さんの元へ駆けつける。
*善光さんがそのときに見た被告は、女性(居酒屋で共に飲酒していた人物)に支えられ、立っていただけだった。その後も、善光さんは近所の医師の指示で樹生さんの口に詰まった嘔吐物を掻き出したりしていたが、加害者は何の救護もしていなかった。
●22:19:00
自宅から駆け付けた母親の真理さんが119番通報
●22:30:25
救急車到着
すぐ止まれ
止まれないのは何らかの過失か意図があるからだ
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