物語の舞台は、忍者が暗躍する現代日本。NIN(ニン)に所属する末端の忍者・雲隠九郎(山﨑賢人)が、UN(アンダーニンジャ)と呼ばれる謎の忍者組織が潜伏している高校に高校生として潜入する様子を描く。
本作は花沢健吾が『週刊ヤングマガジン』で連載している同名漫画(講談社)を映画化したものだ。『ボーイズ・オン・ザ・ラン』(小学館)や『アイアムアヒーロー』(小学館)といった漫画で知られる花沢は、ダメ男の冴えない日常を執拗に描写することでドキュメンタリーのような生々しい作品を生み出すことに定評がある。
忍者が暗躍する現代日本という荒唐無稽な世界を描きながらもリアリティがあるのは花沢の生々しい描写力があるからで、それは忍者の描き方にも強く現れている。同時にダメ男の冴えない日常を、下ネタを交えて描く花沢漫画の根底には、常に「笑い」が存在する。現代科学でアップグレードされた手裏剣や刀を用いた忍者同士の命をかけた戦いも、とてもシリアスだが、同時にどこかバカバカしくもある。
このシリアスと笑いのバランスは、『逆境ナイン』(徳間書店)や『アオイホノオ』(小学館)の作者として知られる漫画家・島本和彦を師と仰ぎ、「シリアスな笑い」を得意する福田監督の作風とマッチしている。至って真面目なはずだが、周囲からみるとおかしい……という、そのギャップが笑いと感動を呼び、CGを駆使した派手なアクションシーンと相まって見応えのある娯楽作品に仕上がっている。
本作の主演の山﨑賢人も真面目な表情で霧隠九郎を演じており、表向きはシリアスだ。任務のために奇抜な行動を取る九郎の真面目なボケに、女子高生の野口彩花(浜辺美波)がツッコミを入れるという往復で映画は進むのだが、最終的にシリアスが大きく上回ったことで、笑いよりも感動の方が際立っていた。一方、常連のムロツヨシと佐藤二朗が登場して笑いを取りにいこうとするシーンに関しては批判的意見が多く、本作に対する批判の多くはここに集約されていると言って、間違いないだろう。
続きはソースで
https://news.yahoo.co.jp/articles/856eec3cb6a48e9e68f27747ca88748056069836
引用元: ・映画『アンダーニンジャ』はなぜ賛否両論? 福田雄一が背負う“くだらない笑い”という業 [ネギうどん★]
同じボケを5,6回やる
ほんと鬱陶しい
あれなければもっと面白かった
毎回実写ばかりで観なくなった
というのは知ってたw
コメント