人殺し車カス長田正秀59歳「仕事に遅れると思った」男性を9m下の崖に落とす。弁護側は執行猶予求める

去年12月、山梨県北杜市で高齢男性を車でひき逃げし死亡させたとされる男の裁判が開かれ、男は起訴内容を認めました。検察は懲役4年を求刑しました。

【写真を見る】「すぐに救助していたら…」ひき逃げされ9m下の路上に転落　死亡した男性の妻が裁判で意見陳述　山梨

過失運転致死とひき逃げの罪に問われているのは北杜市の契約社員 長田正秀被告59歳です。

起訴状などによりますと長田被告は去年12月北杜市高根町の国道で車を運転中、相模原市の輿水勲さん81歳をはね、およそ9m下の路上に転落させるなど死亡させた上、走り去ったとされています。

20日に甲府地裁で行われた初公判で長田被告は起訴内容を認めました。

そして走り去った理由について「仕事に間に合わせなければいけないと思った」と述べ、事故後 勤務先に出勤したと話しました。

また裁判には被害者の妻も出廷し、「すぐに救助していたら、命が助からずとも存命の夫に声をかけることができたのではないかと考えています」と意見陳述を行いました。

検察側は自己中心的で悪質な犯行などとして懲役4年を求刑。弁護側は執行猶予つきの判決を求めました。

判決は3月13日に言い渡されます。