フランス政府が移民に新しく課す語学テストが、ネイティブスピーカーでも難しいレベルだとして批判されている。
フランスは昨年、国境管理や移民制度の厳格化に関する法案を可決し、年内に施行される予定だ。
その法律では、フランスに短期滞在する外国人や、フランスの市民権取得を目指す移民に求める語学力の要件も厳しくされた。
たとえば、これまでフランスに数年ほど滞在する居住許可を得るには、フランス語の習得に努めるという誓約書に署名するだけで、語学テストは必要なかった。
だが新法では、フランスの中学生レベル(11~15歳)の語学力を証明する試験に合格することが義務付けられた。
次に、長期滞在者やフランス国籍取得の申請者については、これまでも語学テストが義務付けられていたが、
今後はより高いレベルの語学力が求められるようになった。
同国の公共ラジオ「フランスアンフォ」によれば、10年の滞在許可を取るにはフランスの高校生レベル、
市民権取得には大学生レベルの語学力が必要になったという。
とくにこの市民権取得のための語学試験はハードルが高く、フランス語のネイティブスピーカーでも落ちる難易度だと、英紙「ガーディアン」は報じている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/828eab30a330af34a91edb55767e2c3e15f264e6
引用元: ・フランス、難解なフランス語試験に合格しないと移住不可能に [123322212]
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