イーロン・マスク氏の政府効率化省(DOGE)は個人情報を含む納税者データへのアクセスを試みていると、事情に詳しい関係者が明らかにした。プライバシー保護の観点から問題があると民主党議員らが指摘している。
部外秘の情報であることを理由に匿名で話した関係者によれば、マスク氏のチームは現時点でまだデータにアクセスしていない。
米国には納税者データの開示を禁じる厳格な法律があるが、法務執行は適用の例外とされている。
「有権者に選出されていないオリガルヒ(新興財閥)が、機密情報へのアクセス権限を得ず、最も機密性の高い米国民の情報を入手することはあってはならない」とミークス下院議員(民主)はソーシャルメディアのX(旧ツイッター)に投稿した。
DOGEはすでに米財務省の決済システムへのアクセスを得ている。19州の司法長官と労働組合3団体は機密性の高い情報へのDOGEアクセスを阻止しようと、今月連邦地裁に訴訟を提起した。
批判の矛先はベッセント財務長官にも及んでいる。民主党の3上院議員は先週、DOGEのチームが付与された米政府決済システムへのアクセスはデータの閲覧だけでなく、システムのコーディング修正などを可能にしているとして、財務長官の説明は「誠実さを欠いている」と批判した。
引用元: ・イーロン・マスク氏のDOGE、納税者データへのアクセス試みる-法律で禁止 [Hitzeschleier★]
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