京都府宇治市が「市民参画型」をうたい文句に作った、がんの検診を呼びかけるポスターが急きょ撤去されていたことが27日、分かった。
顔写真を使われた市民から、ポスターへの掲載を承諾していないとの指摘があったためという。
ポスターは、がん検診の受診率を向上させるため、関心を高めようと市民6人の顔写真を起用した-と、市が市民やメディアにPRしていた。
事業費は関連イベントを含め約10万円で、昨年12月に市内の薬局などに約50枚を張り出した。
市や関係者によると、6人は昨年8月、市内でテレビ番組の取材を受け、顔写真の撮影に応じた。
その場で「放送用に使う」との説明しか、聞かされていなかった人がいたという。
市は1月上旬、当事者から「ポスターに載るとは聞いていない」との連絡を受け、関係者に謝罪した上で全てのポスターを取り外した。
市の説明では、ポスターはテレビ番組を企画した会社からの提案を受けて作成。掲載の許諾確認は会社側に任せていたという。
市健康づくり推進課は「市がもっと関与していればよかった。(関係者には)驚かせてしまって申し訳ない」としている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ff1bf9c16c74e17414c505d90cf12b47e6be262
引用元: ・がん検診ポスターに無断で市民の顔写真を掲載 作成した自治体が平謝り [178716317]
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