「氷河期世代に明確な定義はありませんが、一般的にはバブルが崩壊した’93年〜’04年に就職活動をしていた人たちを指します。不況で多くの企業が採用を抑えたことで、大卒の有効求人倍率は1を下回った時期もあり、多くの求職者が就職難に直面。非正規で就業した人も多く存在します」(経済紙記者)
そんななか、15日の報道番組『情報7daysニュースキャスター』(TBS系)は、氷河期世代を特集。MCの安住紳一郎アナ(51)は、冒頭のデータを引き合いに出し、世代に該当する40~50代の就業者の賃金の伸びがわずかで、一部ではマイナスになっているというグラフを紹介した。
続けて、SNSに投稿された《死ぬまで踏み台》《報われない世代》など氷河期世代のユーザーたちの悲痛な訴えも紹介。そのほか、インタビューで収録した世代の人たちの実際の声も取り上げられ、彼らは以下のように口にしていた。
「全然給料上がってなくて…同じぐらいになっちゃうじゃないかな、新入社員と」
「(就活当時は女性の求人が少なく)男性募集とか書いてましたからね」
「やっぱり、一度でもいいのでボーナスをもらってみたいですね」
こうした声を、ワイプに抜かれた番組MC・三谷幸喜(63)神妙な面持ちで聞き入っていた。いっぽうで、続けて抜かれたコメンテーターで慶應義塾大学教授の満倉靖恵氏、東京大学の池谷裕二氏の表情を見ると、なぜか笑顔をときおり浮かべていたのだ。
当該場面の切り抜きがXで拡散。当事者にとっては決して明るい話題ではないため、一部ではこんな声が上がっている。
《そんなに面白い…?私は全く笑えないんだけど》
《みんな苦労してるのよ…。人の苦労を笑わないで》
《氷河期世代の悲痛な叫びのどこに笑える要素が??》
《ワイプで笑ってるんだけどどういう状況? 笑い事ではないんだが?不快過ぎるな》
こうした声を受けてか、Xでは「就職氷河期」がトレンド入りするなど番組の内容は波紋を広げたが、あるWebメディア記者はこう話す。
「池谷氏も満倉氏も氷河期世代を過ごしてきており、同世代の窮状や当時の就活事情を思い返し、思わず苦笑いしてしまったようにも見えます。実際にスタジオでどのようなやりとりが行われていたかは不明ですが、安住さんも氷河期世代の一人ですし、ワイプに抜かれたときはスタジオで会話をしていた様子でしたし、VTRが流れる裏で3人で当時の話をしていたのかもしれませんね」
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https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/2434088/
引用元: ・【テレビ】Nキャス「就職氷河期」特集で識者が見せた“笑顔”が波紋…擁護の声も Xで「就職氷河期」トレンド入り [ネギうどん★]
戦没者と同じ
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