今年の訪中団は、経団連の十倉雅和会長(住友化学会長)と日商の小林健会頭(三菱商事相談役)が最高顧問、日中経協の進藤孝生会長(日本製鉄相談役)が団長を務めている。今年は、昨年を上回る約230人の日本企業幹部らが名を連ねている。
北京では党指導部との会談のほか、中国でマクロ経済政策を担当する国家発展改革委員会や商務省などと意見交換を行う。日中間で課題となっている東京電力福島第1原発処理水の海洋放出に伴い中国が停止した日本産水産物輸入の早期再開のほか、鉱物資源などの輸出管理措置、広東省深圳(しんせん)市の日本人男児刺殺事件など中国各地で相次ぐ無差別襲撃事件を受けた邦人の安全確保などについて改善を要望する。
日中経協は1975年からほぼ毎年、中国に訪中団を派遣してきた。新型コロナウイルス禍の影響で一時途絶えたが、昨年1月に約4年ぶりに再開した。昨年の訪中団は共産党序列2位の李強首相と会談した。
産経新聞 2025/2/16 18:06
https://www.sankei.com/article/20250216-DUPFWX7SFVND5GQRAPZ67RLMS4/
引用元: ・経団連など財界代表団が訪中、共産党指導部と会談へ 水産物輸入再開や邦人安全確保を要望 [2/17] [ばーど★]
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