玉城知事「予算を人質に取るような形だ」　辺野古移設反対伝える米事務所の問題で予算案議決拒否に

玉城デニー知事は本会議終了後、記者団の取材に応じ、「全体の予算を人質に取るような形で動議を出された」と不快感をあらわにし、「県民、県にとって重要な予算。どのような形で取り扱いを進める十分検討し、議論したい」と述べた。

県は当初予算案で事務所の関連経費について、令和6年度のほぼ半額となる3934万円を計上。自民党会派はこれを問題視し、県が修正に応じない場合は審議を拒否する方針を決めていた。

だが、県側からは「ゼロ回答」（自民県議）だったという。2月定例会初日の12日は午前10時の開会予定だったが、この影響で午後2時15分に開会された。