禁煙した人や喫煙量が多い人では、リスクが高いことが明らかになった。
現在メンソール銘柄を吸っている黒人の参加者は、一部の心臓疾患の発症率が高く、メンソール以外のタバコに比べて死亡リスクが88%高かった。
報告書では、禁煙すると、両方のタバコによる健康リスクが大幅に減少することも示されている。この研究結果は、Tobacco Control誌に本日発表された。
アメリカがん協会のリスク要因とスクリーニング研究の科学ディレクターであり、この研究の主著者であるプリティ・バンディ博士
タバコに含まれるメンソールは、喫煙率の増加と禁煙率の低下に影響を及ぼすため、公衆衛生上の脅威として定着しています。これらの結果では、死亡率にも特有の影響があることが示されており、命を救うためにメンソール タバコを規制すべき時期が来ています。米国および世界中の多くの低所得国と中所得国では、市場でメンソール タバコのシェアがかなり大きいです。」
報告書のために、研究者らは1982年から1983年にかけて登録された人口ベースの前向きコホートである癌予防研究IIから100万人近くを追跡し、6年間にわたって死亡率の結果を観察した。
全死因死亡リスクと死因別死亡リスクは、ベースラインの喫煙状況(現在、過去、一度も喫煙したことがない)と、最も長く喫煙したタバコの銘柄のメンソール風味状況(メンソール、非メンソール)に応じて評価された。
メンソール銘柄を申告した73,486人の参加者と非メンソール銘柄を申告した281,680人の参加者のうち、それぞれ4,071人と20,738人が死亡した。
現在メンソールまたは非メンソール銘柄のタバコを吸っている参加者は、喫煙したことがない人と比べて死亡リスクが同様に高かったが(例:全原因による死亡は約2倍高かった)、禁煙によって両方の種類のタバコによる死亡リスクは大幅に減少した。
禁煙した人のうち、メンソールタバコの喫煙歴は非メンソールタバコの喫煙歴と比較して、全原因による死亡リスクが12%、全心血管疾患による死亡リスクが16%、虚血性または冠動脈疾患による死亡リスクが13%、その他の心疾患による死亡リスクが43%増加することと関連していた。
現在喫煙している人では、1日40本以上タバコを吸う人および黒人の一部の心疾患によるリスク上昇を除き、メンソールタバコと非メンソールタバコの死亡リスクに差はなかった。
「メンソールタバコでも非メンソールタバコでも、喫煙を続けることが最も有害です」とバンディ氏は付け加えた。
「今回の研究結果は、あらゆるタイプのタバコをやめることが、病気や早死のリスクを減らす唯一の安全な選択肢であることを改めて示しています。」
2025年2月13日
ACS の新しい研究で、メンソール風味のタバコを吸うと非メンソール風味のタバコに比べて死亡リスクが上昇することが判明
https://pressroom.cancer.org/StopMentholCigarettes
アメリカがん協会の研究者は、健康リスクを減らすためにタバコを全てやめることを強調している
引用元: ・【アメリカ大規模研究】メンソールたばこは喫煙者の死亡率を高める・・・研究者 「喫煙を続けることが最も有害です、タバコをやめることが、病気や早死のリスクを減らす唯一の選択肢である」
ウルトラバカでもわかる
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