排外思想だけではなく、話題そのものが保守系まとめサイトのタイトルに出てきそうなワードで始まるようにもなった。
テレビを⾒ながら、リベラル政党の⼥性議員に投げかけられる⼝汚い⾔葉は、「SAPIO」あたりの⾔説をコピーしたかのようだった。⾔葉の端々に「⼥だてらに」「しょせん⼥の脳は」とくるたびに、⾎圧が上がりそうになる。
「シングルマザーが増えたって⾔うけど、それは安易に結婚して安易に離婚する⼥が増えただけだろう」
「⾃⼰責任がなくなって国がすべての責任を背負えばこの国は滅ぶな」
「ブラック企業がどうとか通勤がつらくて働きに⾏けないというのは⽢えだな。僕らの世代で⽚道2時間半は当たり前だった」
今春。いよいよ痩せ衰えた⽗を病院に送る⾞の⾞窓から、⻩⾊い花が⾒事に咲き誇るのが⾒えた。
「お、チョウセンレンギョウ咲いた。あれうちの⽞関にも植えたよ」
来年の開花時期には⽗は⽣きていないだろう。そんな気持ちを胸に僕が⾔うと、助⼿席の⽗は「チョウセンはつけなくてもいい」と返した。
現代ビジネス 2025/02/12
https://gendai.media/articles/-/146006
引用元: ・「しょせん女の脳は」と口にする父…病床の父が好んだYouTubeから聞こえてくるのは偏向発言の数々…ネット右翼に染まってしまった父 [おっさん友の会★]
コメント