ソフトバンク宮川氏が「日本はただ安い国になり、開発力落ちた」、値上げの必要性を指摘
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e0be794253a3ed49e7bfc25c15385d400f9c8f0
宮川氏は、従業員や取引先の給与アップのため、はたまた通信やIT技術における開発力の向上のためにも値上げの必要性を説いたが、「今は企業努力で吸収している。(大手携帯会社が)4社いて先陣を切ることは勇気がいる。今は動く気はない」とした。
引用元: ・ソフトバンク「携帯料金値下げのせいで日本の開発力落ちた」 [237216734]
一方で、AIやネットワークへの投資の一環としてAIデータセンターを大阪・堺(250MWクラスを想定)や北海道・苫小牧(同300MWクラス)に設置する方針だ。将来的には大規模データセンターを支える電力も自社でまかなうことも視野に入れているという宮川氏は、現状は電気代がここ数年、右肩上がりで上昇していると解説。
宮川氏は「通信業界は値下げの議論ばかりしている。一番、心配なのは取引先でベースアップ(給与増)しているかどうか。好循環になるよう正常化してほしい」としたほか、自社スタッフの給与増も必要と説明。
はたまた「5Gへの投資でも、『こんなもの』と言っていることが悲しくてしかたない。日本はただ安いだけの国になってしまった。開発力が本当に落ちた。どこかで声を上げるつもり」と憂慮する。
とはいえ、競合がいるなかで率先した値上げには勇気必要であり、「ソフトバンクの業績も増収増益で『なぜ』と言われる」(宮川氏)と、理解を得られにくい状況との認識を示し、「今は(料金値上げに)動く気はない」とした。
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