【特集】 棒状アイスの「チューチュー」、真ん中のくびれは割るためではなかった！

細長い透明容器に入った色とりどりのジュースを凍らせた「チューチュー」や「チューペット」などの名前で知られる棒状アイス。中央には細いくびれがあり、二つに割って家族や友人と分け合う人は多いはず。だがこのくびれ、割るためのものではなかった。

容器にジュースを詰める充?（じゅうてん）機を国内で唯一製造しているのが備南工業（福山市）。1970年の開発当初はくびれのない丸い棒状の容器を使い、作業員が機械に一本一本取り付けていた。

だが、商品は駄菓子屋でのばら売りから量販店でのパック販売が主流となり需要が増加。大量生産のため、手作業だった容器の取り付けの自動化が課題となった。

棒状の容器を横にして充?機に転がり込むようにしたいが、軟らかいため中央がつぶれて転がらない。「容器の一部を絞って車の両輪のようにすると、円筒形を維持できるようになった」と児玉匡量（まさかず）社長。
充?機に次々と転がり込ませることが可能になり、自動化が実現。70年代後半、アイスはくびれのある形に置き換わった。

棒状アイスの「チューチュー」、真ん中のくびれは割るためではなかった！（中国新聞デジタル） - Yahoo!ニュース

細長い透明容器に入った色とりどりのジュースを凍らせた「チューチュー」や「チューペット」などの名前で知られる棒状アイス。中央には細いくびれがあり、二つに割って家族や友人と分け合う人は多いはず。だがこ

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