社会復帰に必要な職業訓練や更生指導に主眼を置く拘禁刑の導入も控え、受刑者への寄り添いや立ち直り支援など、求められる役割は多様化している。
一方、「仕事が社会から理解されていない」と苦悩を抱える刑務官も少なくないという。
法務省は、全国の刑事施設職員5032人を対象にアンケートを実施(2023年)。
回答では、「仕事の困難さが社会や国民からあまり・全く理解されていない」と回答した人が、約80%に上った。
「使命感ややりがいを感じない・あまり感じない」とした人は約40%。理由は「自分の業務が社会の役に立っている実感がない」(約39%)が最多だった。
「社会的に評価されていない」(約18%)が続いた。
法務省もこうした状況に危機感を抱く。
受刑者の障害の有無や犯罪の特徴ごとに個別の対応をしやすくしたり、一律の黙想や行進などの硬直的なルールを撤廃・改善したりする「矯正改革推進プロジェクト」を進めている。
刑務官が働きやすく、受刑者が適切な処遇を受けられる環境を作るのが狙いだ。
刑事政策に詳しい立命館大の森久智江教授は、刑務官の仕事は、時に自らの感情を抑圧して職務にあたる「感情労働」だと指摘する。
対応に苦労する受刑者を「保安上のリスク」ではなく「ケアが必要な人」ととらえた上で、「規律を守るのが難しい心理学・社会学的理由を知ることが、更生と規律
維持の両方に役立つのではないか」と話す。
(黒田早織)
[朝日新聞]
2025/2/9(日) 11:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/072d99d99fa5f20e1e982b54a48eff80059cfd4f
引用元: ・刑務官アンケート「仕事理解されていない」8割も 法務省が改革推進 [煮卵★]
そんなの理解してもらおうってどういうこと?
どんな職種でも同じだろボケwww
少すぎる!
まるでワシの髪のようじゃないか
贅沢言ってんじゃねーよって話
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