サウジアラビアなどが加盟するOPECに、ロシアなど非加盟の産油国を加えたOPECプラスは、3日オンラインで会合を開き、来年末まで行う予定の原油の減産計画について、「合意された生産調整の順守を引き続き監視することを再確認した」と発表しました。
OPECに対しては、アメリカのトランプ大統領が先月、世界経済フォーラムの年次総会、「ダボス会議」にオンラインで参加した際、原油価格の引き下げを求めていました。
しかし、今回のOPECプラスの発表では、こうした要請については触れず、減産の計画を維持する方針を改めて明確にしました。
国際的な原油取り引きの指標となるWTIの先物価格は先月下旬以降、トランプ大統領の就任前を下回る、1バレル=70ドル台前半の水準で推移していて、OPECプラスは減産を続けることで原油価格を下支えする姿勢を示した形です。
NHK NEWS WEB
2025年2月4日 5時49分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250204/k10014711611000.html
引用元: ・OPECプラス 原油の減産維持 トランプ大統領の求めに応じず [香味焙煎★]
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