記事は、日本旅行中だったバービィー・スーさんがインフルエンザに肺炎を併発して48歳の若さで死去したことを紹介した上で、「ある中国メディアの記者が日本で誤診を受けた経験を振り返った」と伝えた。
それによると、この記者は「日本では昨年末からインフルエンザ、溶血性連鎖球菌感染症、マイコプラズマ感染症が集中して発生していたため、発熱外来ではこれらのウイルスのどれかを特定するために、一度に2~3種類の検査を行い、適切な治療を施す。しかし、ウイルスの種類が多様であるため、鼻腔(びこう)や咽喉の検査では精度がそれほど高くなく、血液検査やX線検査を実施できる地域の病院は限られている。そのため、誤診が発生することもあるようだ」と説明した上で、自身が実際に高熱を出して日本の病院で診察を受けた時の様子を紹介した。
記者は病院で2種類の検査を受けたもののいずれのウイルス反応も出ず、解熱剤を処方されて帰宅したという。しかし解熱剤を服用しても38度を下回らない状態が3日続き、別の病院を受診して血液検査とX線検査を行った結果、インフルエンザによる肺炎と診断されたとのことだ。記者は「日本に長期滞在している人であれ、観光客であれ、『薬をもらえば大丈夫』と思い込むのは危険。体調が悪化したら、迷わず別の病院を受診すべきだ」と注意を呼び掛けている。
この件について、中国のネットユーザーは「(スーさんの死は)運命のいたずらだな」「中国だったら医者からがっつり賠償金を取れただろうに」「日本の医療ってこんなに悪いの?」「日本の医療はすごいという幻想を捨てるべきだ」「中国だったら基本的に採血と呼吸器ウイルス5種類の検査を行うけどね」といった感想を残しており、スーさんの死を含めて日本の医療に対するネガティブな見方が多く見られた。
一方で「発熱があっても、重い合併症がなく、血液検査にも特に異常がなければ、大半の場合は薬を出されて様子を見るように言われる。症状が改善しなかったり悪化したりしたら、もう一度病院に行くのは当然。それはどこの医者でも同じだろう」という冷静な意見もあった。
一般的に、インフルエンザウイルス検査は発熱開始から検査までの時間が短すぎるとウイルス増殖が不十分なため「偽陰性」となる可能性があることが知られている。今回の記事で紹介された中国メディア記者のケースも初診検査時点では「偽陰性」で、その後症状が進行して肺炎を併発するまで悪化した可能性が否定できず、誤診と断定するのはいささか乱暴と言わざるを得ない。仮にも「記者」を名乗る人物がこれを単に「誤診」と片付けて紹介する姿勢には疑問が残る。(編集・翻訳/川尻)
Record China 2025年2月4日(火) 14時0分
https://www.recordchina.co.jp/b948062-s25-c30-d0193.html
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引用元: ・【中国メディア】日本でインフルエンザに感染した中国人記者、「病院で誤診された」と主張 [2/4] [ばーど★]
中国人がインフルエンザに弱い可能性もあるね
医師は伝説の竹田くんか??
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