今回、実際のイベントと同じ内容を体験。参加は3メディアから各1名(初対面)で、全員京都出身者ではありません。扇子店の奥のプライベートゾーンである、玄関前の「坪庭」からスタートします。
玄関の引き戸を開けるところから、「え?ノックする?」などと全員が弱腰。引き戸を開けると女将さんが畳の上に手をついて「ようこそ」と笑顔で迎えてくれます。その女将さんを見て怯える3人。玄関に上がったものの「汚いところやさかいに、スリッパはいてもろて申し訳ないですけど」と言われて、スリッパは脱いだほうがいいのかとオロオロしてしまいます。すると、スタートしてたった1分20秒で「ぶぶ漬けでもどうどすか?」(早く帰れ)と言われてしまいました。
「ぶぶ漬け」を進められると、女将さんの本音を汲み取れなかったことになり、「坪庭」に一旦退散します。「坪庭」でなぜ「ぶぶ漬け」を進められたのか、参加者で相談して対策を考えてもう一度トライするルールで、訪問を続行できるのは5回までです。この時点で、クリアできる気がまったくしません。それどころか、人の話を聞くはずの記者3名が顔を合わせて押し黙ってしまう状態で、女将と会話になりません。
なんとか台所を抜けた「前室」の机を女将と囲みますが、「いけず女将」になってしまった女将さんの本音がなかなか汲み取れず、2回連続で坪庭に退散します。「今のはなんでダメだったの?」「めっちゃ怖い」「全然わからない」が何度も口から出て取材とは思えない状態です。
引用元: ・【観光】京都の老舗女将の「いけずイベント」を体験 いけずは京都の観光資源になるか?
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