【芸能】秋元康プロデュース、17人組アイドル『Rain Tree』がデビュー！　デビュー曲の選抜メンバーは7人　「やっと恩返しできる」

表題曲を歌う選抜メンバー7人

秋元康氏プロデュースのアイドルＲａｉｎ　Ｔｒｅｅ　２９日念願のデビュー　綾瀬ことり「やっと恩返しできる」

　秋元康氏プロデュースの１７人組アイドル・Ｒａｉｎ　Ｔｒｅｅが２９日にデジタルシングル「ＩＬＵ」でデビューを飾る。

　表題曲を歌う選抜メンバーの綾瀬ことり（１８）、遠藤莉乃（１８）、加藤柊（１９）、佐藤莉華（２２）、鈴野みお（１６）、新野楓果（２５）、橋本真希（２６）の７人がつかみ取った念願のデビューへ決意をにじませた。

　純白の衣装がよく似合う透明感抜群の７人だ。

　デビューを控えて期待と同時に緊張を漂わせ、綾瀬は「ファンの方々も私たちがデビューできるか、先が見えない中でついてきてくださった。やっと恩返しができる」と心境を語った。加藤は「アイドル戦国時代と言われる中で唯一無二になりたい」と力を込めた。

　Ｒａｉｎ　Ｔｒｅｅは「ＩＤＯＬ３．０　ＰＲＯＪＥＣＴオーディション」最終審査に残った候補者のうち、ＷＨＩＴＥ　ＳＣＯＲＰＩＯＮとしてデビューした１１人に選ばれなかった１７人で結成。

　昨年は「ＦＩＮＡＬＩＳＴ」として活動を続けてきた。遠藤は「デビューという夢が見えなかった１年ですごく苦しかった」と振り返りつつ、「まずデビュー曲が第一歩になる」と前を向いた。

　これまではＷＨＩＴＥ　ＳＣＯＲＰＩＯＮのイベントなどに一部参加させてもらう形でアピールチャンスをもらった。

　新野は「最初は自己紹介だけで終わっていた。だけど誰かの目に留まるようなことをしないといけないと思った。自分たちでトークショーやじゃんけん大会をするようになった」と与えられた時間を生かすため、自発的に企画を考案。

　衣装もなく私服での参加だったこともあり、服装のコンセプトから話し合い、自分たちで台本も書いて“爪痕”を残す努力を惜しまなかった。

　最年長の橋本は「オーディションで落ちた時点で普通だったら元の生活に戻って私自身も社会人として働いていた。悔しい思い、初心を忘れずに活動したい」と決意。

　佐藤は「ここまで私たちは泣いてばかりだった。これからは笑顔を見せたい」と誓い、最年少の鈴野は「目標は１７人で東京ドームに立つこと。そして国民的なアイドルになりたい」と野望を掲げた。