正確な情報提供や信頼回復を目的とするにもかかわらず、「火消し」どころか「炎上」してしまう会見は少なくない。
【覚えていますか】ささやき女将や野々村氏の涙の会見
◇「ささやき女将」
真っ先に思い出されるのは大阪市の料亭「船場吉兆」の会見だろう。
食品の産地偽装を指摘されて謝罪会見を開いたのは2007年12月のこと。
男性取締役がこれまでの虚偽発表を記者に追及されるたび、隣に座っていた取締役の母が「頭が真っ白になっていた(と言いなさい)」などと小声でアドバイス。
「ささやき女将(おかみ)」として話題になった。
船場吉兆はその後もイメージが回復することなく、廃業した。
日本大学は18年5月、アメリカンフットボール部の「悪質タックル」が社会問題化したことを受けて会見を開いた。
このときは会見の内容以上に、会見を打ち切ろうとする司会者の姿勢が注目された。
同部はその後、違法薬物問題で廃部となった。
最近では23年10月、旧ジャニーズ事務所の性加害問題を巡る記者会見で、特定の記者やフリージャーナリストを指名しないようにする「NGリスト」が作成されていたことが明らかになり、批判を浴びた。
政治家の失敗も多い。
14年7月には、兵庫県の野々村竜太郎県議(当時)が政務活動費の不正支出疑惑で会見。
号泣しながら潔白を訴える姿が全国的に注目を浴びた。
その後、元県議は詐欺などで有罪判決を受けた。
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引用元: ・【不祥事】フジテレビだけじゃない…「火消し」のはずが、炎上した記者会見
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