児童虐待や警察官に対する襲撃事案への対応を強化するため、三重県警は2025年度、街頭で活動する全ての地域警察官の胸にカメラを着用させる方針であることがわかった。
既存のスマホ型データ端末を活用し、現場の映像をリアルタイムで署や県警本部の指令室に共有できる仕組みという。
既に140台が一部の部署で運用されているといい、25年度は680台を追加で運用し、取り組みを本格化させる方針。(小林加央)
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ce5853f688e7b9fedc9d37e36ba6ab57db6608f
引用元: ・街頭活動の全警察官、胸にウェアラブルカメラ着用へ…三重県警「必要と判断した時だけ録画」 [178716317]
県警によると、地域警察官らに配備されているカメラ機能がついたデータ端末「ポリストリプルアイ」を耐刃防護衣の胸付近に取り付け、ウェアラブルカメラとして運用するという。
県警は、端末を取り付けるための収納ケースを購入する費用として、299万円を25年度の当初予算で要求している。
既に地域をパトロールする警察官の一部に導入されているといい、25年度は駐在所員ら、街頭活動を行う全ての地域警察官に対象を拡大する。
県警地域課の担当者は、「常時録画するものではなく、必要と判断した時だけ録画するものだ」としている。
対応が遅れると生命に危険が及ぶ可能性のある児童虐待対応や、火災現場など判断が難しい場面での活用を想定している。
現場で対応中の警察官だけでなく、署などで指揮をする幹部らが映像を確認することにより、機微な事案への対処力を強化したい考えだ。
警察官が事件対応中に、暴行などの攻撃を受けた場合、遠隔でカメラを起動し状況を把握することもできるといい、受傷防止にもメリットがあるという。
県警幹部は、「無線は音だけの情報で、対応に追われると、数分間連絡がとれないときもある。指揮をする側としては、必要な時に現場を視覚的に見られるのは安心だ」と話した。
録画したデータは、保存措置をしない場合、1週間ほどで端末から自動消去されるという。
県警は「より正確、適正に対応できるよう、現場で判断に迷う事案には、映像を組織で確認しながら対応に当たりたい」としている。
都合の悪いのは消すつもりだろ
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