フジテレビの株主のひとつ、米ファンドのダルトン・インベストメンツが「企業ガバナンスの深刻な欠陥を露呈している」と指摘するなど、局の存続そのものにつながりかねない事態となった今回の騒動。さぞや局内は“自省モード”かと思いきや、芸能プロダクション関係者は、局内に張り出されていた1枚の紙を見て“ドン引き”したという。
「2024年10月8日付で『第3回 フジテレビ港賞 表彰一覧』というものが発表されていたのです。最優秀賞1名は賞金10万円を、優秀賞の28名は賞金1万円をもらえるそうです。社長名で社員を表彰するのは、どの会社にもありがちで納得できるのですが、驚いたのは『ディナー賞(社長と食事)』というものがあり、それを佐々木アナが受賞していたんです。
ただでさえ注目を浴びている港社長と佐々木アナが“ディナー”とは。こんな時期に、堂々と張り出すところに、危機感のなさを感じました」
芸能プロダクションの関係者はこう語る。
「佐々木アナは、一連の報道を受けてかなり落ち込んでおり、休むという意味でも、現在は出社していないそうです。一連の賞は、港さんが社長になってから始まった、年に1度、開かれる賞です。何でもいいから港社長に提案し、その内容から選ばれるという形です。佐々木アナは、災害時にフジテレビ発の情報を受け取れるようなスマホアプリを開発する、という提案をおこない、受賞したようです。とはいえ、普通の社員にとって、ほしいのは賞金で、“社長とディナー”に喜ぶ社員がどれぐらいいるのか、わかりません」
この賞に、フジテレビの“独特の体質”が現れていると語るのは、別のメディア関係者だ。
「以前からこの傾向は顕著ですが、港社長をはじめ、フジテレビは“内輪ノリ”が大好きなんですよ。中小企業ならいざ知らず、日本のマスメディアの一角を担う企業が、わざわざ社長の名前を冠した賞をつくり、ディナーを賞品にするとは。各局でも社内表彰制度はありますが、ここまでのノリではありません。一方、港社長にとっては肝いりの企画で、何百通も提案が寄せられるので、休日出勤して精査している、と自慢気にインタビューで語っていたことがあります。
意地悪な見方になるかもしれませんが、フジテレビ社内には“お偉いさんとディナー”が、何より喜ばしいことだという価値観があったのかもしれません。
佐々木アナの、被害女性への対応が本当に不十分だったのかどうか、真相はまだわかりません。ただ、出社を停止しているように、いまは目立ちたくないタイミングのはず。こういう掲示物ひとつをとっても、管理体制の甘さを感じます」
フジテレビに佐々木アナの出社停止について問い合わせたところ、
「社員、制作、営業の詳細についてはお答えしておりません」
との回答だった。
来年も“港賞”が開催される可能性はあまり高くなさそうだが……。
引用元: ・【フジテレビ】渦中の佐々木恭子アナ「社長とのディナー賞」受賞していた 現在は出社停止 [ネギうどん★]
港「合格!」
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