275万人が居住する大阪市。津波で、どのような被害が予測されているのでしょうか?
最大級の津波で浸水すると予測されているのは、淀川区・北区・西区から住之江区を結んだエリアと、城東区など赤い丸で囲った内陸の一部です。
内陸で浸水する理由は、複数の川が流れる低い土地で、地震の揺れや液状化現象で堤防が壊れて、川があふれる恐れがあると予測されています。
大阪市のハザードマップによると、浸水の深さは、大阪・梅田で最大約3m。大阪港の周辺は、最大で約5m浸水するとされています。
今後30年以内に70~80%の確率で起きるといわれている「南海トラフ地震」。もし最大クラスの巨大地震が発生すると、大阪湾では10~20分後に潮位の変化が始まると予測されています。
大阪市には、発生から60分後に20センチの津波が、1時間50分後には1mの津波が来る恐れがあります。
大阪府内で亡くなる人は最悪の場合、約13万4000人と予測されていて、その9割近くが大阪市内で死亡すると府が発表しています。
大阪市で亡くなる人が多い理由は…
(大阪府危機管理室 福本圭佑主査)「(大阪市は府内で)人口が一番多いという点と、臨海部を含む地域から河川を遡上して、市街地へ津波が押し寄せる」
「津波の浸水の深さが30センチを超えると、100%の方が亡くなると言われています。ひざ上ぐらいの津波でも、流れが速いので、足を取られて溺死されたり、物がぶつかってきて亡くなられたり・・・」
また、最も人が密集している「大阪・梅田エリア」について、心配は…
(福本主査)「地下街がある。(梅田に)津波が押し寄せると、水没してしまう」
では、地下鉄に乗っている人たちの避難は?御堂筋線は1つの列車に最大で約1800人が乗っているのです。
(大阪市高速電気軌道 林浩二さん)「(Q.地震によって運行が停止して次の駅まで行けない場合もある?)基本的には、次の駅まで運行して、そこからお客様をスピーディーに避難誘導する」
地震が起きて、いったん列車が止まったとしても、次の駅までは走行し、乗客を降ろすとのこと。
しかし万が一、不測の事態が起きて走行できなくなった場合は、どうなるのでしょうか・・・。地下鉄のドアから線路までは、高さが1m以上あります。側面のドアは、安全などを考慮して、開きません。
南海トラフ巨大地震が起きたら最悪の場合、約12万人が亡くなると予測されている大阪市。
いざという時にパニックにならないよう、避難の心づもりをしておきましょう。

引用元: ・【南海トラフ巨大地震の津波】大阪市が危ない! 死者数は最大で約12万人 梅田は最大3メートルの浸水と予測
津波が来たら終わり
元に戻っていいんじゃないの?
やるのなら人命軽視
煽りニュースも罪にしろ
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