米国のラーム・エマニュエル駐日大使は9日、日本製鉄のUSスチール買収計画にバイデン米大統領が禁止命令を出したことを巡り、
「日米同盟は強固であり、一つの買収案件で揺らぐようなことはない」と大使公邸で記者団に語った。大統領の判断が日米関係に影響を及ぼすことはないとの考えを示した形だ。 エマニュエル氏は「日米の友好関係を示す例ならば幾らでもある」とも述べ、米主導の有人月探査「アルテミス計画」で、日本人宇宙飛行士が月面着陸する予定であることなどを挙げた。
今月中旬に退任を控えるエマニュエル氏は3年間の任期を振り返り、自衛隊と米軍の連携強化に向けて日米が「指揮・統制枠組み」の見直しで一致したことなどを踏まえ、「日米関係は再活性化され、新たな時代に入った」と強調した。
また、トランプ次期大統領の「米国第一主義」への懸念を巡っては、「日本は米議会の上下両院で、民主、共和両党から絶大な支持を得ている。最大限に活用すべきだ」と指摘。
米連邦議会を通じ、トランプ氏に働きかけることも重要になるとの認識を示した。
引用元: ・駐日大使「日本とアメリカは仲良しだから日鉄の邪魔したくらいじゃ影響ないでしょ」 [121394521]
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