会社の多くの管理職やリタイア組、またバブル世代、団塊ジュニア世代、就職氷河期世代も昭和世代だ。
コラムニストで『昭和人間のトリセツ』を上梓した石原壮一郎さんは「35歳以下の平成・令和生まれの若い世代にとって昭和人間は“敵”のような存在だろうが、昭和人間自身も日常的にもっともムカついているのが昭和人間だ」という。その厄介な対立の構図とは――。国と国との関係も、客観的に見ると「似た者同士」のほうが、ぶつかったり深刻な対立に発展したりしがちです。人間も同じ。
当事者には身に覚えがあるかと存じますが、昭和人間は昭和人間が嫌いです。どんなところが嫌いなのか。5つの理由を挙げてみました。
あえて直視することで、嫌いという厄介な感情を手なずける方法を考えてみましょう。
嫌いな理由その1
■〈覚えたての「アップデート」という言葉を得意気に使いたがる〉
世の中の価値観や常識は、昭和の頃に比べて大きく変わりました。自分に染みついた感覚も修正し続けなければなりません。
それはそうなのですが、昭和人間の中には、上手に「はやりの考え方」に順応して、同年代の昭和人間を見下したがる人が少なからずいます。
そういう人が使いがちなのが「アップデート」という言葉。なんせはやりに乗っかっているだけなので、どうしてアップデートが必要なのかはよくわかっていません。
【中略】
嫌いな理由その2
■〈時代に恵まれただけのくせに「過去の栄光」を自慢してくる〉
人は誰しも年齢を重ねると、過去を美化しがち。たまたま時代や環境や運に恵まれただけなのに、過去の成功体験を「自分の手柄」として語る傾向もあります。
そのみっともなさに関しては、昭和人間内での年代の違いは関係ありません。
いっぽうで、40代50代の昭和人間が、60代70代の昭和人間に向けて根深く抱いている嫌悪感もあります。
【中略】
嫌いな理由その3
■〈他人の失敗に厳しく、自分は「正論」や「建前」しか言わない〉
こちらは逆に、60代70代の昭和人間が、40代50代の昭和人間に対して抱きがちな嫌悪感。
いつの頃からか、世の中はずいぶんお行儀がよくなりました。たとえば未成年の飲酒や、あるいは芸能人の不倫に対して、「まあ、そのぐらいいいじゃん」なんてことは言えません。
ネットやSNSの発達とも相まって、1億2000万総風紀委員となって、常に「批判の対象(自分を安全圏に置くために容赦なく叩ける生贄)」を探しています。
【中略】
嫌いな理由その4
■〈政治問題を熱く語ることで自分が「何者か」であろうとする〉
もちろん、政治に関心を持つことがいけないと言いたいわけではありません。
しかし、昭和人間の中には政治問題を熱く語ることで、自分の意識の高さや知性(らしきもの)をアピールしたがる人が少なからずいます。
とくに目立つのが、60代後半以上の現役を引退した男性のみなさん。
自分の「すごさ」を示したくて仕方ないのはよくわかりますが、熱く語れば語るほど、うっとうしさだけでなく、もの悲しさを漂わせてしまいます。
プレジデントオンライン
2025/01/09 10:00
https://president.jp/articles/-/90154?page=1
引用元: ・【石原壮一郎氏】覚えたての「アップデート」という言葉で同世代をマウント…35歳以下が知らない”情弱・昭和人間”の内部抗争 [おっさん友の会★]
取説くらい漢字で書けバカ
よっ、大統領
例えばコンピタンスならわかる
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