沖縄 渡名喜村 新年度に職員定数の約半分が欠員のおそれ

引用元: ・渡名喜村「人手が足りないさー」 [643485443]
沖縄の離島の渡名喜村では、新年度、定年退職などで職員の数が減り、定数の半分ほどが欠員となるおそれがあることが分かりました。ここ数年、採用の内定を出しても辞退する人が多く、人材確保のめどは立っていないということで、村は当面、最低限の住民サービスの維持に専念する方針です。人口およそ300人の渡名喜村は那覇市の北西およそ60キロに位置する2つの離島からなる村で、職員の数は先月の時点で定数27に対して21人となっていました。
村によりますと、
▽このうち7人がことし3月までに定年などで退職の意向を示しているうえ、
▽採用試験で合格を出した2人も内定の承諾に至っておらず、
新年度は職員が14人に減り、定数の半分ほどが欠員となるおそれがあるということです。
村では現在、今年度3回目となる採用試験を実施していますが、ここ数年は内定を受けても辞退する人が多く人材確保のめどは立っていないということです。
村は当面、役場の窓口業務や水道・下水道の事業といった最低限の住民サービスの維持に専念する方針で、新規の事業は観光振興や移住促進など優先度の高いものに絞らざるをえないということです。
沖縄県は村からの相談を受け、新年度以降、応援の職員を派遣する方向で調整しています。
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