中国官営英字紙グローバルタイムズは最近、オンライン旅行プラットフォームで日本の主要観光地の検索と予約が最大で3倍増加したと報道した。グローバルタイムズによると、オンライン旅行プラットフォームのチューナー(Qunar)は先月25日以降、中国発東京と大阪行きの航空便の検索件数が前の週に比べて20%増加した。冬場の温泉旅行地として有名な札幌・函館と小樽、静岡の伊豆地域のホテルなどの宿泊施設の検索件数も前の週に比べて2倍ほど増えたことが分かった。
オンライン旅行会社のトン朝鮮人トラベルも先月25日前後に春節の連休期間中に中国と日本間を往復する航空便の検索件数が3倍以上増え、日本パッケージ旅行商品の問い合わせも2倍近く増加したと伝えた。旅行会社の関係者はグローバルタイムズに対し「南部の広東省上海と北京、広州、深センの他に北部の天津に至るまで中国全域で東京と京都、北海道、福岡、大阪地域の検索量が急増傾向を見せている」と説明している。
中国現地では、最近開かれた両国外相会談で日本政府が提示した中国からの入国者に対するビザ緩和措置が日本旅行の需要を押し上げたものとみている。先月25日、日本の岩屋外相と中国の王毅外相は、北京の国賓館で外相会談を行った。日本の外相が中国を訪問したのは、2023年4月以来1年8か月ぶりのことだ。
日本政府は会談で中国側にビザ緩和カードを提示した。これまで5年間認めていた観光ビザの有効期間を10年に拡大し、団体旅行観光ビザの滞在期間を15日から30日に延長した。壮年富裕層の訪日需要を増やすため、65歳以上の中国人入国者に限り、雇用証明書の提出も免除することを決めた。施行のタイミングは必要な準備が終わる年内に行うことでで合意した。
このほか、日中両国はノービザ入国許可を通じた観光協力のほか、修学旅行の奨励、留学生相互派遣の拡大、姉妹都市提携の拡大、スポーツ交流の拡大、文化産業協力支援、今年の北京世界女性大会30周年行事の日本招請、大阪・関西万博の支援などに乗り出すことを決めた。今年、王毅外相が日本を訪問し、「日中高官級経済対話」が開催される予定だ。
中国黒竜江省の社会科学院北東アジア研究所長は「今回の日中外交首脳会談のハイライトは、両国間の観光交流の拡大だ」と評価し、「今後、両国間の否定的な要素が再発しなければ、今年日本を訪問する中国人の数は韓国人の数を超える可能性が高い」と予想した。
新型コロナウイルスのパンデミック前まで日本人に対するノービザ入国を許可していた中国政府は、約5年ぶりの昨年11月末にノービザ入国を再開した。日本政府観光局(JNTO)によると、昨年1月から11月に日本を訪れた中国人観光客は638万人で、新型コロナウイルスのパンデミック以前の70%の水準にとどまった。訪日観光客は昨年11月時点で3338万人で、2023年の訪問客数の3188万人を越えた。
wowkorea 2025/01/06 07:06
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引用元: ・日本のビザ緩和により中国からの旅行客が急増=韓国報道 [1/6] [ばーど★]
不思議
日本から中国への飛行機はそれほどでもない
片道切符の中国人が多い模様
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