2歳で両耳が聞こえないことが分かった。普段は補聴器をして過ごすが、笛やタイマーなどの高い音や話し声は聞き取ることができない。
高校生まで県長野ろう学校(長野市三輪)で学び、その後、日本福祉大(愛知県)に進学。大学では、耳が聞こえる「聴者」が教授の話を手書きで伝える「ノートテイク」の支援を受けたが、設備の関係で、いつも前方に座る必要があった。聴者の友人の隣に座れない。腱鞘(けんしょう)炎になったノートテイクの学生ボランティアの姿にも心を痛めた。
「これほどのデメリットの中、講義を受け続けなくてはいけないのか」。支援を受ける必要がある自分自身にも落ち込み、葛藤の末、3年生で退学を決めた。
長野県内外で転職を繰り返す中、高校時代に毎週通っていたスターバックスが浮かんだ。耳が聞こえない自分に向け、ゆっくりと話してくれたパートナー(店員)の姿。学生時代、嫌なことも忘れられる居場所の一つだった。
続きはこちらから
https://news.yahoo.co.jp/articles/1efac4ef0998770c305194791d602f9f633993b1
引用元: ・【スターバックスコーヒー】耳の聞こえない私がスタバで働くまで 挑戦重ねつかんだ採用 筆談や指さし、静かな接客と笑顔で届けるぬくもり
コメント