施設は「トー横」と呼ばれる一帯に、2024年5月に開設。周辺に集う少年少女「トー横キッズ」が非行や犯罪に巻き込まれる事案が相次ぐ中、若者を公的な支援につなげることを目的に、社会福祉士らが相談に乗っている。開設当初は、自身の個人情報を施設側に伝えることに抵抗感がある人も使いやすいよう、匿名による相談も受け付け、利用に際しての心理的なハードルを極力低くする工夫がされていた。
ところが、開設後はトラブルが目立つように。関係機関が集まった会合では「悪意のある大人の出入りがあると思われる」「ビル内で迷惑行為が確認された」といった報告も示された。都によると、薬物を過剰摂取したことを周囲の利用者に語ったり、「パパ活」に関する話をしたりする利用者もいたという。
こうした状況を受け、都は元警察職員の配置や警備員の増員といった対策に乗り出している。ただ、全員受け入れの原則を維持する中、口コミを通じて利用者が多い状態が続いていることもあり、トラブル発生への懸念は尽きないのが実情だ。
とはいえ、利用者側からは「就労できた」「家出から戻ってきた」など、相談対応を評価する声が寄せられており、施設の必要性は高まっているという。都の担当者は「試行錯誤しながら、目の前の課題に対処していくしかない」と話している。
時事通信 編集局2025年01月05日07時33分配信
https://www.jiji.com/sp/article?k=2025010400196&g=soc
引用元: ・トー横の相談施設、安全どう確保? 全員受け入れ、問題起こす人も―歌舞伎町 [蚤の市★]
大自然の中で癒されて欲しい
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