「仏教では、お釈迦さま以降の時代を正法(しょうぼう)、像法(ぞうぼう)、末法(まっぽう)という3つの期間に区切ることがあります。正法とは、お釈迦(しゃか)さまが入滅してから1000年間(500年間という説も)を指し、教えと修行の証しとして悟りを得た生身の仏が現れ得る時代です。聖武天皇の治世は像法の時代になります。この時代には、お釈迦さまや悟りを得た生身の仏がおられないので、仏舎利(ぶっしゃり=釈迦の骨)を供養することが功徳とされました。そこで塔を建てて仏舎利を納め、お釈迦さまをしのび、瞑想(めいそう)したり、修行したりする。寺院にはそのような歴史もあります。聖武天皇は、『大仏造立の詔』を出された年に『像法の中興は実(まこと)に今日にあり』と述べておられます。このお言葉は、聖武天皇が七重の塔も含む国分寺を整えたり、大仏さまをお造りになられたりされた背景につながっているのではないかと思います。
引用元: ・仏陀「宗教にはするなよ」弟子「はい」。仏陀「遺骨を崇拝したりするなよ」弟子「はい」 [421685208]
空手も茶道もそうだけど、本家本元の教えを忠実に守る、って考えが疎か過ぎる気が…
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