【グローバルアイ】航空機事故と「バードパトロール」
引用元: ・韓国紙「日本のバードパトロールを学べ」 航空機事故で日本の活動が注目集める [323057825]
2009年1月15日、米国ニューヨーク・ラガーディア空港を離陸して2分後に鳥の群れと衝突しUSエアウェイズ1549便は両側のエンジンが故障してマンハッタン・ハドソン川に不時着した。
搭乗者155人全員が生存した『ハドソン川の奇跡』として映画化されて広く知られた事故だ。機長の冷静な対応を扱った英雄物語として膾炙するが、その後航空機事故防止で再確認しなければならない内容があった。
システムを改善して「バードストライク」(Bird Strike・鳥類衝突)をどのように減らしていくことができるのかに対する研究の必要性だった。
該当の事故で飛行経歴40年を越えるベテランパイロットが水面への胴体着陸を試みた機知と運は統制可能な変数ではなかった。
当時世界的に航空需要が増えてバードストライクは増加していた。
日本政府はUSエアウェイズの事故を契機に同年2月から二度にわたってバードストライク防止対策会議を開催してこれを定例化している。
ここで議論されたさまざまな対策のうちの一つが1982年から施行してきた「バードパトロール」(鳥を銃砲やスピーカーなどを利用して追い払うやり方)だ。
日本はバードパトロールの重要性を再確認して積極的に導入を拡大している。
当時日本国土交通省の資料はバードパトロール方式が導入された空港はそうでない空港に比べて
離着陸時のバードストライク率が2分の1に減ったとし、バードパトロールを最も効果的な方式に挙げていた。
コメント