そう声をかけられると、椅子に身体を預けながら慣れた様子でお辞儀を返す初老の男性。YouTubeの『旧皇族 華頂宮チャンネル』にアップロードされたある動画の冒頭場面だ。ボーラーハットにフォーマルな装いの男性が画面に映し出されると、テロップには、〈旧皇族 華頂宮家 現当主 華頂博一〉と表示される。
男性が口を開く。
「旧約聖書は日本語を使う人が書いた。それ以外に方法がない」
表情は柔和ながらも、時折鋭いカメラ目線で自説を滔々と語る“華頂宮家の当主”。背後には日の丸が掲げられ、エンディングでは君が代の重厚なBGMが流れ出す――。
スタッフから“殿下”と呼ばれるこの華頂博一(かちょうひろかず)なる人物、実は登録者数11万人を誇るYouTuberなのだ。
「華頂宮チャンネル」の視聴者が語る。
「華頂殿下は旧皇族『華頂宮』の末裔で歴史研究家を名乗り、日本の発展や世界平和を謳って2021年から活動している。皇族の秘話を語り尽くすスタイルで人気を博しており、いわば日本初の“殿下系YouTuber”です」
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https://news.yahoo.co.jp/articles/3b5e7381acc416bfbeebffb818773676361cabc0?page=1
引用元: ・【殿下系YouTuber】旧皇族を名乗る華頂博一は“ニセ殿下”だった!《全国で講演会活動、第2の有栖川宮詐欺事件か》
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