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引用元: ・玉城知事と対談した慶応義塾大学2年生の崎浜空音さん「最大の悲劇は悪人の残酷ではなく善人の沈黙だ」 [974680522]
米軍基地の問題を知ってもらおうと沖縄県が全国各地で開いている「トークキャラバン」が11日夜、京都市伏見区の龍谷大学であった。玉城デニー知事(64)ら登壇者は、これは沖縄だけのものでは決してなくて日本全体の問題なのだということを異口同音に訴えた。 玉城知事は、日本政府が代執行をへて辺野古の海で強行している米軍新基地建設について「過剰な基地負担を強いられてきた沖縄の苦難の歴史に大きな苦難をつけくわえることだ」と批判した。
玉城知事はこの日、「自分事として考えてほしい」ということを龍谷大生に繰りかえし説いた。
沖縄県の面積は国土の0・6%にすぎない。それなのに全国の米軍専用施設の70・3%がある。米軍基地の偏在が人権を侵害して民主主義と地方自治をゆがめている。こうした不条理と不正義が沖縄でまかり通っているのはなぜか――。玉城知事は、根源的には有権者ひとりひとりの選択の結果であるということを「沖縄の基地問題を通して民主主義と地域主権のことをみんなで考えて行動していただきたい」と語って表現した。
玉城知事と対談した慶応義塾大学2年生の崎浜空音(そらね)さん(21)は、米軍基地に囲まれている沖縄県北谷町の出身だ。崎浜さんは、選挙や県民投票で示してきた民意が無視されている現状を「私たちは透明人間ではない」と表現した。
また崎浜さんは、マーチン・ルーサー・キング牧師のことば「最大の悲劇は悪人の残酷ではなく善人の沈黙だ」をひきながら、沖縄県民の平穏な暮らしを妨げているものに無関心があると指摘し「米軍基地の問題を身近に感じてもらえればと思う」と呼びかけた。
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