東京新聞
国史跡の「玉川上水」と交差する道路建設計画がある東京都小平市の住民らが19日、生物の多様性を測る調査と小池百合子知事の視察を求める3万4146筆の署名を都に提出した。都庁で会見した住民らは「玉川上水は生き物の宝庫。建設前に調査をし、次世代に残してほしい」と訴えた。(奥野斐)
道路は、地域の渋滞緩和を目的に1963年に都市計画決定された都道「小平3・2・8号府中所沢線」。国分寺市東戸倉―小平市小川町の南北約1.4キロで、玉川上水と交差する道路幅は36メートルに及ぶ。
◆玉川上水と交差する部分は橋にする計画だが
都によると、玉川上水と交差する部分は橋にする計画で、都の環境影響評価(アセスメント)は、玉川上水の流水部やのり面を改変しないなどとして「生物・生態系の多様性に著しい影響を及ぼさない」とする。だが、橋の長さや形状など詳細は決まっておらず、影響範囲も不確かだ。都建設局の担当者は「具体的な工事着手の時期は未定」と話すが、用地買収は今年4月時点で78%が終わり、道路の完成予定は2026年度という。
署名は今年4月に開始。賛同は21団体、賛同人は80人以上集まり、作家の養老孟司さんや島田雅彦さん、料理研究家の枝元なほみさん、映像作家の鎌仲ひとみさんら著名人も加わる。オンラインと紙で集めた。
呼び掛け人で、玉川上水沿いの緑道で生き物観察会などを開いてきたリー智子(さとこ)さん(63)=小平市=は「この署名では道路に賛成とも反対とも言っていない。都が調査をして価値を深く調べてほしい」と求めた。
続きは↓
小池百合子知事、ぜひ視察に来て! 「玉川上水は生き物の宝庫」なのに都道計画 小平市民ら3万人超の署名 https://www.tokyo-np.co.jp/article/374658
引用元: ・【東京】小池百合子知事、ぜひ視察に来て! 「玉川上水は生き物の宝庫」なのに都道計画 小平市民ら3万人超の署名 [ぐれ★]
人だけいいようにするのはよくないからね
コメント