特に米国が最近の中・短距離ミサイルを欧州とアジア太平洋地域に移転・配置する考えだと明らかにしながら「ロシアもミサイル配置に対するすべての自発的な制限を解除するだろう」と明らかにした。
続いてロシアの極超音速中距離弾道ミサイル「オレシニク」などの大量生産が近く確立されると明らかにした。
これに先立ち、ロシアはウクライナが米国製長距離ミサイル「ATACMS(エイタクムス)」でロシア本土を攻撃し、これに対応してオレシニクをウクライナに発射したことがある。
これに関連して、ベロウスフ国防長官は「今後10年内の北大西洋条約機構(NATO)と軍事的衝突の可能性」に言及した。
7月NATO首脳会議前日に行われた「米国長距離ミサイルのドイツ配置計画発表」を根拠に挙げた。ドイツに配置される米国ミサイルが8分内にモスクワに到達できるとしながらだ。
◇「全世界がロシアICBM射程圏、防御も不可能」
一方、ロシア軍は17日「ロシアの大陸間弾道ミサイル(ICBM)射程圏に含まれない場所は世界中にどこにもなく、これを防御する防空システムも存在しない」とし、西側に対する脅迫性発言を出した。
戦略ミサイル軍のセルゲイ・カラカイエフ司令官はこの日国防省機関紙とのインタビューで「過去5年間、ロシアは新しいミサイルシステムを導入して抑止力を画期的に強化してきた」とし「新型ロシアICBMは事実上防空システムで防御できない」と強調した。
カラカイエフ司令官は「国家的試験の一環で、最大射程距離ミサイル発射を計画している」とも述べた。
ただし「ロシアはICBMやSLBMを発射する少なくとも24時間前に米国に発射予定日、場所、弾頭の衝撃範囲などを通知している」と明らかにした。
引用元: ・【ロシア】ベロウスフ国防長官 「NATOと直接軍事衝突の可能性」、カラカイエフ戦略ミサイル軍司令官 「全世界がロシアICBM射程圏、防御も不可能」
NATOと戦争したらロシアは即終了
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