大統領の弾劾訴追案の可決は2004年3月の左派、 盧武鉉ノムヒョン 、2016年の保守、 朴槿恵パククネ 両大統領以来、3人目。保守の大統領が2人続けて弾劾訴追されたことで保守陣営への打撃は甚大だ。
盧氏は憲法裁が2か月後に弾劾訴追を棄却して職務に復帰したが、朴氏は3か月後に弾劾を認めて罷免された。尹氏は、戒厳令宣布が大統領権限による統治行為だったとして正面から争う構えだ。
尹氏への弾劾訴追案への裁決は7日以来、2回目。7日は保守系与党「国民の力」の議員の3人を除いて退席して不成立となった。与党は14日、約7時間のわたる議員総会を通じて弾劾に反対する方針を決定したが、採決には参加した。
弾劾案可決には、在籍議員の3分の2にあたる200人以上の賛成が必要だった。無記名投票で行われた結果、投票総数300票のうち、賛成204票、反対85票、無効8票、棄権3票だった。可決には最大野党「共に民主党」などの野党・無所属の192議席に加え、与党「国民の力」(108議席)から8人以上が賛成に回る必要があった。与党から12人が賛成、3人が棄権、8人が無効票を投じた可能性が高い。尹氏と与党に対する世論の批判に押されたとみられる。
今回の弾劾訴追案は、尹氏が国会や選管に軍を投入し、議員らを拘束して収監する場所も設置しようとしたとし、「韓国全域の平穏を害する暴動を起こし、自由民主的基本秩序を脅かした。国民の信任を失い、正常な国政運営は不可能だ」と指摘した。1回目の訴追案が弾劾理由とした尹氏が「日本中心の奇怪な外交政策に固執した」とする内容は削除された。共に民主党の 李在明イジェミョン 代表が削除を支持した。国内外から懸念が示されたためとみられる。
22年5月に就任した尹氏は、元徴用工(旧朝鮮半島出身労働者)訴訟問題の解決策をまとめるなど、 文在寅ムンジェイン 前政権時に「史上最悪」と評された日韓関係の改善に取り組んだ。国交正常化60周年を来年に迎える日韓関係にも影響は及びそうだ。
読売新聞 2024/12/14 18:10
https://www.yomiuri.co.jp/world/20241214-OYT1T50123/
※関連スレ
【産経新聞】「日本中心の奇異な政策で北東アジアでの孤立を招いた」韓国野党6党、弾劾訴追で尹大統領の日本接近批判 [12/7] [ばーど★]
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「日本中心の奇異な外交政策に固執」共に民主党の尹大統領弾劾訴追案の内容に米専門家「弾劾事由にはなり得ない」 [12/12] [昆虫図鑑★]
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引用元: ・【韓国】弾劾訴追案、与党23人が造反か 前回弾劾理由の「日本中心の奇怪な外交政策に固執」は削除される [12/14] [ばーど★]
一貫して同盟国アメリカ寄りだった尹政権の終わり
結局賛成204票って2/3超えて可決されたのに
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