https://news.yahoo.co.jp/articles/5e33dd6eeb5741ed9d6c1ed771baab67dd8efde2
この秋に発売された2つの名作ロールプレイングゲームが、大きな波紋を呼んでいる。
「1988年に発売された『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』がHD-2D版としてフルリメイク。11月14日の発売以降パッケージ版の売り上げは90万本以上と、空前の大ヒットを記録しています。また、ドラクエに先立って10月24日に発売された『ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン』も注目作品。こちらも93年に発売されたタイトルのリメイクですが、原作愛に溢れた作品として好評を博しています」(ゲーム誌編集者)
奇しくも同メーカーであるスクエア・エニックスの作品だが、一部のファンの間では、両作品の評価で明暗が分かれているという。
「批判が集中しているのは、リメイク前のドラクエ3にあったキャラクターの性別が廃止されたことです。見た目が男性っぽいキャラは『ルックスA』、女性っぽいキャラは『ルックスB』から選ぶ仕様に変更が加えられました。また、鳥山明さんがデザインした原作の女戦士は、セクシーなビキニ風アーマーを着用していましたが、バストとウエストに謎の布が加えられ、肌の露出を抑えるデザインに調整されるようになりました」(前同)
こうした変更に、違和感を覚えるユーザーも少なくないようだ。ファミコン時代からゲームを愛好するネットライターの大西圭氏が解説する。
「近年のゲーム業界は、ジェンダーや人種、文化などに関する配慮、いわゆる『ポリコレ』を意識した作品作りが目立ちます。今回のドラクエのケースもその一環でしょう」
ドラクエシリーズの生みの親であるゲームデザイナー堀井雄二氏の発言にも注目が集まった。
引用元: ・ポリコレ配慮の『ドラクエ3』と性差健在の『ロマサガ2』 [662593167]
「9月末の東京ゲームショウでの対談で、今回の変更を巡り<男女でいったい誰が文句を言うんだろう>と疑問を呈しました。この対談の動画は非公式に英訳字幕がつけられ、Xで拡散。Xのオーナーであるイーロン・マスク氏もこの投稿をリポストし<非常識だ>と批判したほどです」(前同)
■難ゲームが遊びやすくなった
一方、この点に関して、ロマサガ2は真逆の路線を突き進んでいる。
「スーパーファミコンの時代から尖った作品だった、ロマサガですが、リメイク版でも健在。ゲームの冒頭から主人公である最終皇帝の性別を選択することから始まります。多くの職業に性別が存在し、性別でキャラ性能も変化し個性も豊か。原作のドット絵も魅力的でしたが、フルリメイクされた3Dのキャラクターは、男性は雄々しく、女性はセクシーに描かれています」(前同)
ロマサガ2の高評価は、ゲーム性の進化にもある。
「スーファミ時代のロマサガは難易度も高く、ラスボス戦直前にセーブすると戻れなくなるなどいわゆる“詰む”要素が多かった。また、フィールドの隅々まで歩いて町の人も全員に話しかけないと、イベントが進まなかったり、ストーリーの深部が分からないなど、プレイする人を選ぶ作品でした」(前同)
今回のリメイクでは、原作に忠実でありながら、プレイしやすい環境に改良されたという。
「原作では分かりにくかった敵方の七英雄の目的も明確になりました。新規ユーザーも意識して作られていて、難易度も選択可能で、攻略をサポートするガイド機能もあります。原作に足りなかった部分を補ってくれた形ですね」(前同)
性別の仕様変更で批判を受けたドラクエだが、実際にプレイしたユーザーの評価は高い。
「新職業の『まもの使い』の特技が、使い勝手が良く楽しい。また、性別はなくなったものの、性格は残っており、元々優秀だったセクシーギャルの成長率が、今作でも厚遇されていたりと、プレイすると世間が言うほど性別廃止は気になりません」(前同)
明暗を分けたとされるポリコレへの配慮は、両作品の立ち位置に起因しているという。
「ドラクエは、今や地球全体で遊ばれている世界的ゲーム。海外のユーザーへの配慮も必要不可欠です。一方、ロマサガ2はヒット作とはいえドラクエ3の80万本に対して11万本程度。今年一の評価もある良作ですが、ドラクエに比べると社会現象を起こすほどではないということでしょう」(同)
昭和と平成の名作を令和にプレイできる喜びを噛みしめたい。
もっとキツいでしょ
酷評酷評さわいでるだけで馬鹿売れしてます
ルックスAB表記してるけどそこだけで普通に男とか女とか言ってるぞ
あほポリコレ向けの配慮なんて表面だけで十分
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