堀ちえみが舌がんから復帰したことに「しぶとい」「消えろ」の誹謗中傷 「親しい人も信じられなくなっていた」
11/30(土) 11:32配信
――今年9月、SNS上の誹謗中傷に対する民事訴訟が和解したことを、公式ブログで発表しました
ブログはファンの方たちと交流できる場所なので大切にしています。実際に口腔がんを公表したときは「絶対大丈夫」「元気になって会おうね」と一つひとつのメッセージが心の支えになりました。でも、「病気は嘘だ、詐病だ、ステージ4の人間が抗がん剤を打たずに済むわけがない」「死ななかったからステージ4は嘘だろ」「こういうしゃべり方を装っているだけで病気でも何でもない」などと、目を疑うような誹謗中傷の文言が書き込まれて。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/15964019f223b2c6111823b34273c353000a25f0?page=3
引用元: ・【衝撃】堀ちえみへの誹謗中傷が一線を超えすぎてて笑えない・・・ [509689741]
■一人から100件以上の誹謗中傷が書き込まれた
――どんな人たちが何のためにですか?
警察の捜査によると、ほんのわずかな人間が複数のIDで書き込んだ可能性が高いということでしたので驚きました。こんな分かりやすい部位のがんなのになんで詐病って言われるんだろうって。失ったものがたくさんあるのに、どうやって生きていけばいいんだろうと苦しくなりました。がんになったことを認めているうえで、「しゃべり方が気持ち悪い」「消えろ」というコメントもありました。
――激励のメッセージの方が圧倒的に多いようですが、誹謗中傷のコメントが脳裏に刻まれますよね
そうなんです。周りの人に「気にしないように」って言われても、人間の尊厳を否定するようなコメントが目に入ってくるので、誹謗中傷の書き込みをする人をなくすことを考えないと、命を絶つ人が出てきます。私も実際に追い詰められました。「まだ生きているのか。しぶとい」「あの時に死んでほしかった」「みんなから嫌われている」とか、毎日50~60件、多いときに100件以上の誹謗中傷が一人の人間から書き込まれたんです。
昨年2月からの2カ月間が一番ひどかったです。気にしないようにしても、ライブのステージ上で一瞬その言葉がよぎってしまうんです。人前に立つのが怖くなり、メンタルが壊れそうでした。がんは完治しましたけど、SNS上の誹謗中傷で精神が限界まで追い込まれて。「生きていないほうがよかったのかな」と何度も思いました。
――SNS上の誹謗中傷以外に嫌がらせはありましたか
決まりかけた仕事だったのに、「ごめんなさい」と断られたことが多々ありました。一番下の娘が小学生のころには、児童相談所の方が自宅に来たこともあります。「親が虐待していると通報がきました。お子さんを大事にしているのはこちらも把握していますが、通報が入ったので動かなきゃいけないんです」と説明を受けて。子どもたちが通う学校にも「子どもが虐待されている」と執拗に連絡が来ました。主人の職場やSNS上にも「主人が飲酒運転している」ってデマを流されて……。
■「この人が書き込んだんじゃ……」
術後仕事に復帰した後、開催予定だった講演会に「がんではない人間を使うな」と嫌がらせの電話が来ました。講演会を依頼してくれたクライアントは「屈しません」って言ってくれましたが、営業妨害で1時間以上電話を切らないことがあったと聞きました。こういった嫌がらせをされると、オファーをいただいた方に迷惑がかかります。
――身の危険を感じたことは?
SNS上の書き込みがエスカレートして、「あなたが死なないなら私がどうにかします」と殺害予告を受けたときがありました。ライブの開催を発表して、「何が起きるか分かりませんよ」と書き込まれたので、警察に通報してライブ中に客席で警備していただいたこともあります。実際に危害を加えられたことはないのですが、歩いているときにすごい表情でにらまれていると感じたことがあって。でも、私が勝手にそう思ったのかもしれません。人間不信でしたね。親しい人も「この人が書き込んだんじゃ……」って信じられなくなっていました。愛犬を傷つけるような書き込みも何度もあったので、散歩で外出することも怖くなりました。
一般にも公開してほしい
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