幕がなくなった現在はどうか。取材していたわずかな時間だけでも、外国人観光客が車道を横切る場面に何度も遭遇した。その都度、警備員が「No No!」などと声をあげ、信号のある交差点から渡るようによびかけていた。
注意されると素直に従う人もいる一方で、不服そうににらんでくる人など、不穏な空気が流れる瞬間もあった。案の定、注意がきっかけでトラブルになったこともあるそうだ。
「『バカ』とか『死ネ』とか『あっちいけ』とか、片言の日本語で罵声を浴びせられたこともありますね。外国人の方かと思って、英語で日本人の方に注意した際は、『俺は日本人だわ!』なんて言われたこともあります。
『日本人ならちゃんと横断歩道を渡って』と注意すると、今度は『敬語を使えよ。お前の友達じゃねえんだから。“渡ってください”だろ!』なんて言われましたね」
外国人観光客の問題だけのように思われているが、ここでは日本人観光客も同じく、マナーが酷いのだ。「日本人のマナーがこんだけ悪いんだから、外国の人のマナーが悪くてもしょうがないと思っちゃいますね」と警備員は嘆いていた。
歩道を埋め尽くすほど群がる観光客
この日は昼頃、分厚い雲に富士山が覆われ、ローソンからは富士山が見えていなかったが、それでもこの場所から写真を撮ろうと、観光客がコンビニ周辺でたむろしていた。
そして夕方、雲が消えて富士山があらわになると、観光客の数は倍増し、歩道や駐車場など、そこらじゅうでみんなが写真を撮っていた。特に、黒幕があった場所は人気が高く、通行人が通れないほど人が群がり、必死になってシャッターを押している。https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/3/a/3a2e5_1790_80c0aca4_29dbea8d.jpg
引用元: ・富士山ローソンの今 外国人観光客から「バカ」などの罵声 [バイト歴50年★]
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