そのときの教え子の一人のアルジェリア人が日本に遊びに来たので、東京のどこかのレストランで会食をした。
彼はカルボナーラを注文した。当然、ベーコンが入っている。彼イスラム教徒だ。
「豚肉が入っているじゃないか! メニューにはそんな材料名が書いてなかった。作り直してくれ」。憤然としてそうスタッフに告げた。
スタッフは、「承知しました。作り直します」と神妙に応え、2、3分後、「ベーコン抜き」カルボナーラが運ばれてきた。
「お待たせいたしました。ベーコン抜きでございます」
アルジェリア人は、「ただベーコンを抜いただけで、もとのものと同じじゃないか! 俺は、作り直せ、と言ったんだ」。
今度は険しい表情でクレームをつきつけた。
厨房のスタッフは、おそらくイスラム教の戒律についてタカをくくっていたのだろう。要するに視界から豚肉をはじいておけばいいんだろ、くらいの認識だったにちがいない。しかし、イスラム教徒にとって、豚といっしょに調理したもの、豚の成分が混入しているものは、たとえ塊としての肉片が入っていなくても、〝穢れたもの〟として拒絶される。
ここで興味深いのは、ベーコンが混入した料理が最初に供された一回目よりも、豚肉無しで供した二回目のほうが、アルジェリア人の激昂を煽ったという逆説である。肉を〝取り除いただけ〟のカルボナーラの外観が、むしろ店側の無知、不誠実な対応をいっそう強調する〝シニフィアン〟(標識)として機能したのである。
レストランのシェフは、アルジェリア人のクレームからわずか数分後に「豚肉〝無し〟の料理」を提供することで、翻ってこの料理が豚脂にまみれた元の料理と何も変わっていないこと、客の要望に真摯に取り合う意思をもたないことをはからずも証明してみせたのだ。
今回の衆院選における自民党の対応は、これとよく似ている。
とどまることを知らない物価の高騰にあえぐ国民を尻目に、少なくない数の自民党議員が、本来仕える相手である国民のためではなく、ただみずからの身分と既得権益を守るために、反社会的なカルト教団と癒着し、組織票を依頼していた。さらに、派や二階派などの派閥の政治資金パーティーの参加チケットの販売のノルマを超えた分を所属議員に還流させながら政治団体の収支報告書に記載しないという、いわゆる「裏金問題」も露呈していた。
詳しくはこちら
https://news.yahoo.co.jp/articles/f700130f52fc53dcd8d1b2b6e323de92af4dfabd
引用元: ・「豚肉が入ってるぞ!」イスラム教徒を激怒させた日本のレストランに呆れるフランス哲学者「自民党はこの店と同じ対応して負けた」
なんでこのアタオカと日本国民を重ねたのかは分からない
だからすみませんと言ってるじゃないか!!
「ロシアに恥をかかせてはならない!」
これ世界中の歴史に、無能な失政者として歴史に残る
「豚肉」がダメという認識で豚肉エキスがとかいう考えはない
それを受け入れられないムスリムもどうかと思うよここは日本
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